【短編】非日常的な怖い話



屋上の扉が開いた。





あれ?




あの人普通に立ってる。




あの人じゃない?




「まったく、Aさん逃げないで下さいよ」




あの人だ。




「腰治ったんですか?よかったですね、じゃぁ」





流れ的に屋上を出ようとしました。





「早く逝きましょう」


「はい?どこにですか」




すっと手を上げて空を指差しました。




「上です。」












ギャァ









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