呪いで恋愛成就します!
真美の全身からさーっと血の気が引いていき、目の前にいる修平は少し驚いた様子で目を見開いた。
普段の真美からは想像できないような告白に戸惑っている様子だ。
しかし、驚いた表情はすぐに消えて今度はあからさまに不快感を表した。
「悪いけど、無理。俺部活行くわ」
真美から視線をそらして早口でそう言うと、修平はグラウンドへとかけていってしまったのだった。
『あら、無理だったわね』
ひとり干渉に浸る暇もなく、ミキコさんの声が聞こえてきて真美はその場に両膝をついてしまった。
告白した。
そして振られた。
きっぱりと!
そりゃそうだよね、あんなに上から目線での告白受ける人がいるとは思えない。
『ちょっと、なに笑ってるの?』
言われて自分がかすかにわらっていることに気がついた。
1年生のころからずっと好きだった修平に、こんなにもあっけなく振られてしまった。
しかも、告白したのは自分の力じゃなかった。
そう思うとなんだかおかしくなって、体が震えた。
同時に悲しくて目頭が熱くなってくる。
「うっ……あははっ……ふぅ……っ」
普段の真美からは想像できないような告白に戸惑っている様子だ。
しかし、驚いた表情はすぐに消えて今度はあからさまに不快感を表した。
「悪いけど、無理。俺部活行くわ」
真美から視線をそらして早口でそう言うと、修平はグラウンドへとかけていってしまったのだった。
『あら、無理だったわね』
ひとり干渉に浸る暇もなく、ミキコさんの声が聞こえてきて真美はその場に両膝をついてしまった。
告白した。
そして振られた。
きっぱりと!
そりゃそうだよね、あんなに上から目線での告白受ける人がいるとは思えない。
『ちょっと、なに笑ってるの?』
言われて自分がかすかにわらっていることに気がついた。
1年生のころからずっと好きだった修平に、こんなにもあっけなく振られてしまった。
しかも、告白したのは自分の力じゃなかった。
そう思うとなんだかおかしくなって、体が震えた。
同時に悲しくて目頭が熱くなってくる。
「うっ……あははっ……ふぅ……っ」