呪いで恋愛成就します!
「ってことは、それくらいの卒業生を調べてみたらどう?」
「確か、図書室にアルバムがあったな」
もしミキコさんを見つけることができれば、そこから進展を望むことができる!
「図書室に行こう!」
そう言う真美に悦美が「そうだね、行っておいで」とニコニコ手を振る。
「悦美は一緒に行かないの?」
てっきり一緒にいくものだと思っていた。
「私は先生に二人が遅れるってことを伝えないと」
そう言われて時計を確認すると、ホームルーム開始の5分前になっている。
それなら慌てて行かなくても。
と思ったが、悦美が周囲にバレないようにウインクしていることに気がついた。
ふたりっきりになれるチャンスだよ!
そんな声が聞こえてきてカッと顔が熱くなる。
「じゃ、じゃあ、行ってくる……」
「うん、頑張ってね!」
悦美に見送られて、ふたりは教室を出たのだった。
「確か、図書室にアルバムがあったな」
もしミキコさんを見つけることができれば、そこから進展を望むことができる!
「図書室に行こう!」
そう言う真美に悦美が「そうだね、行っておいで」とニコニコ手を振る。
「悦美は一緒に行かないの?」
てっきり一緒にいくものだと思っていた。
「私は先生に二人が遅れるってことを伝えないと」
そう言われて時計を確認すると、ホームルーム開始の5分前になっている。
それなら慌てて行かなくても。
と思ったが、悦美が周囲にバレないようにウインクしていることに気がついた。
ふたりっきりになれるチャンスだよ!
そんな声が聞こえてきてカッと顔が熱くなる。
「じゃ、じゃあ、行ってくる……」
「うん、頑張ってね!」
悦美に見送られて、ふたりは教室を出たのだった。