呪いで恋愛成就します!
その言葉は飲み込まれて、代わりに意味のない叫び声を上げていた。
見える世界が暗くなり、自分の意思では体が動かなくなる。
気がつけば真美はモニター越しに自分を見ているような状態になっていた。
「ちょ、ちょっと、なにこれ!?」
『やっと出られた。ありがとう』
その声は自分の頭の中からではなく、外から聞こえてくる。
「どういうこと!? ここはどこ? 真っ暗なんだけど!?」
『そこは私が入っていたあなたの体の中。私は今、あなたの体を借りて外にいる』
それって、完全に体を乗っ取られたってこと……!?
周囲は真っ暗なのに、今ミキコさんに乗っ取られた自分の体が病室に立っているのがわかった。
更に、自分の目の前には不安そうな表情をしている修平もいる。
「せめて修平になにが起こったのか説明して!」
『わかった』
ミキコさんは素直に頷くと、自分と真美が入れ替わったことを説明した。
「真美ちゃんは死んだのか!?」
「安心して。死んではないから」
「でも、どうして急にこんなことに……」
「見つけたから、あの人を」
「え?」
見える世界が暗くなり、自分の意思では体が動かなくなる。
気がつけば真美はモニター越しに自分を見ているような状態になっていた。
「ちょ、ちょっと、なにこれ!?」
『やっと出られた。ありがとう』
その声は自分の頭の中からではなく、外から聞こえてくる。
「どういうこと!? ここはどこ? 真っ暗なんだけど!?」
『そこは私が入っていたあなたの体の中。私は今、あなたの体を借りて外にいる』
それって、完全に体を乗っ取られたってこと……!?
周囲は真っ暗なのに、今ミキコさんに乗っ取られた自分の体が病室に立っているのがわかった。
更に、自分の目の前には不安そうな表情をしている修平もいる。
「せめて修平になにが起こったのか説明して!」
『わかった』
ミキコさんは素直に頷くと、自分と真美が入れ替わったことを説明した。
「真美ちゃんは死んだのか!?」
「安心して。死んではないから」
「でも、どうして急にこんなことに……」
「見つけたから、あの人を」
「え?」