強引な年下イケメンに溺愛されて恋がはじまりました。
俺は嬉しくて自分が抑えられなくて。


その後、まさに熱に浮かされたみたいにしゃべりまくっていた。


彼女のことが、もっと知りたくて。


名前は?
2年何組?
彼氏はいますか?
好きな男のタイプは?
年下の男はありですか?


頭に浮かんだ疑問を全部口に出していた。


「え、あの……、待って」


彼女はいきなりプライベートな質問攻めをされて困っているみたいだった。


そして恥ずかしそうにみるみる顔を赤らめた。


だけど、その戸惑っている姿も可愛くて。


保健室の天使こと、羽田ひよりさん。


それから、彼女に会うたびにますます惹かれていき。


会うたびになりふり構わず告白した。


「好きです。俺と付き合ってください」


絶対に振り向かせたかったから。


彼女は凄くモテるから、うかうかしてはいられないんだ。


他の誰にも彼女をとられたくない。
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