強引な年下イケメンに溺愛されて恋がはじまりました。
彼のことをまだまだ知らないことだらけだけど、知ってるところ全部が好きで。


たぶん、これから知っていくことも全部好きになるような気がした。


恋ってどういうものかまだまだ分からないことだらけだけど。


私にとって彼がほかの誰よりも特別なことだけはわかったから。


「あ、あの今すぐじゃなくてもいいからそのうちキスしたいです」


彼が緊張しながらおずおずとお願いしてくる。


「え?今でもいいよ」


それに対して軽くオッケーしてる私。


昨日までの私が見たら卒倒するかもしれないな。


「あ、いや、うん、でも」


吉野くんから言い出したくせに顔を真っ赤にしてしどろもどろ。


「フフ」


「あはは」


顔を見合わせるとなんだか二人とも可笑しくなってまた強く抱きあっていた。


彼の胸の鼓動が早くなるのを感じながら。


幸せに包まれているみたいに心地いい。


強引な年下イケメンに溺愛されてすっごく戸惑っていたけれど。


こうして私たちの恋は始まりました。



FIN
< 49 / 49 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:18

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

藍先輩の危険な溺愛レッスン。

総文字数/125,832

恋愛(学園)332ページ

表紙を見る
猫の初恋

総文字数/69,102

ファンタジー160ページ

表紙を見る
なぜか彼氏が2人できちゃいました……。

総文字数/31,743

恋愛(学園)88ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop