【完】シンアイ
捌
年が明けて5日がたった
本社に仕事で行った日以外はずっと宮脇さんと一緒に家で過ごして
昨日から宮脇さんは仕事が始まって、私も明後日から3学期が始まろうとしている
本社に言った日から何故かあまりスッキリできていなくて、言葉にできない嫌な感情が心の隅に残ったままそれを宮脇さんに相談もできずに数日がすぎてしまった
もやもやするのも嫌で昼ごはんの食器を洗った後、何か別の事を考えようと、家で1人読みかけの本を読んでいた
―ピンポーン
滅多になることが無いこの家のインターホン
宅配便かな、と玄関のドアを開ければ、立っていたのは宅配のお兄さんではなくスーツを着た男2人
本社に仕事で行った日以外はずっと宮脇さんと一緒に家で過ごして
昨日から宮脇さんは仕事が始まって、私も明後日から3学期が始まろうとしている
本社に言った日から何故かあまりスッキリできていなくて、言葉にできない嫌な感情が心の隅に残ったままそれを宮脇さんに相談もできずに数日がすぎてしまった
もやもやするのも嫌で昼ごはんの食器を洗った後、何か別の事を考えようと、家で1人読みかけの本を読んでいた
―ピンポーン
滅多になることが無いこの家のインターホン
宅配便かな、と玄関のドアを開ければ、立っていたのは宅配のお兄さんではなくスーツを着た男2人