【完】シンアイ
拾伍
出勤停止から数日が過ぎて、あの後何度か柊さんから連絡が来たり、信也さんは定期的に誰かと電話をしていていて解決に迎える方法を2人で模索していた
朝ごはんを食べて食器を片付けていた時、家のインターホンがならされる
朝の8時に鳴らされるインターホンなんて嫌な予感しかしない
宅配便も注文した記憶はないし、信也さんからも何も聞いていない
信也さんはソファーで寝転がって、タバコを吸いながら出勤までの時間を潰していて
出勤停止中なのに、会議に出るのと書類を出しに行かなければいけないからとスーツを珍しく着ていた