【完】シンアイ
「大丈夫?何もされなかった?」
「うん、話しただけだから」
「なら良かった
原さん、御足労頂いてありがとうございます」
私の後ろにいるお父さんに頭を下げる
繋いでいる手を見れば、信也さんの手首はハッキリわかるくらい手錠の後が残っていて、思い出すだけで冷や汗が流れる
「結衣ちゃん、家に帰ろうか」
「はい」
警官を1度も見ることなく、手を繋いだまま警察署を後にした
「うん、話しただけだから」
「なら良かった
原さん、御足労頂いてありがとうございます」
私の後ろにいるお父さんに頭を下げる
繋いでいる手を見れば、信也さんの手首はハッキリわかるくらい手錠の後が残っていて、思い出すだけで冷や汗が流れる
「結衣ちゃん、家に帰ろうか」
「はい」
警官を1度も見ることなく、手を繋いだまま警察署を後にした