【完】シンアイ
一緒に3人で店内に入れば個室に案内されて、信也さんが下座に座ってその向かいにお父さんが座る
どちらの横に座るか迷って、信也さんの横に座る
「結衣ちゃん、お肉いっぱいたべなよ」
そう言って皿の上に乗せられるお肉
信也さんは問答無用で食べていて、少食だと思っていたから、意外とお肉を食べることに驚く
「そう言えば、脅迫状がきていたのはどうなった?
最近は会社宛てに来なくなったんだが」
肉を焼く信也さんを見ながら、お父さんが煙草に火をつける
信也さんの紫煙の匂いに慣れていてあまり気にして無かったけど、この匂いは苦手
「続いてますよ
最近は不定期に封筒の中に剃刀の刃とか入れられてますけど」