【完】シンアイ

「今日、抱きついてねていい?」

「大丈夫です」

「ありがと」

手を繋いだまま寝室に歩いて、部屋の全ての電気を消して、寝室の常夜灯だけをつけて、部屋のドアを閉める

既に冷房が入っているのか、部屋はひんやりとしていて涼しい

信也さんがもっていたセミダブルのベッドと、私のシングルのベッド

信也さんに引っ張られるように、ベッドになだれ込んでお互い横になる

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