【完】シンアイ
日差しを少しだけ遮れるし、付近の建物の冷房の風がドアが空いた表紙にもれてきたりして、自分の家に帰る道より快適

アーケード街から伸びた道からフラっと男女が出てきて
スーツを着た男の人の腕に自分の腕を絡めるように腕を回した女の人は、膝よりも少し上のワンピースにピンヒールを履いていて、白い足がスラリと伸びている

一緒に歩く男の横顔を見て、見覚えのある顔に足を止める

あれ、宮脇さん・・・だよね

あちらは私に気づいてないようで、エスコートするように女の人の腰に腕を回して、そのままどこかに歩いていく


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