【完】シンアイ

「彼女・・・居ないんですか?」

「2年くらい居ないかな、仕事でいっぱいいっぱいでそんな暇なかったから」

確かに・・・
家に持ち帰ってまで仕事しているくらいだし、ワーカーホリックだし

リュックの中にノートと筆箱を詰めてチャックを締めて立ち上がる

「行こうか」

ジャケットとスマートフォンを手に持って宮脇さんも立ち上がって、彼の少し後ろを着いて図書館を後にした


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