【完】シンアイ
助けて・・・くれた??

今の状態をどれだけの人が見ていたのか、考えて一気に顔に熱が集まる

「顔真っ赤だね、かわいい

よかったらうちすぐそこだから、傘と服あげるよ」

「知らない人の家に、いけないです」

「じゃあ部屋の奥まで来なくてもいいし、玄関口か廊下で待っててもいいし

今のままだと風邪ひくよ?

別に変なことしようなんて思ってないよ」

ふわりと優しい笑みを浮かべて私を見る男からは、確かに何も感じなくて
下心もなさそうな男についていくことにした



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