【完】シンアイ
「そう、なんですね」
お礼といわれても、ほしいものなんてそうすぐには思い浮かばなくて、エスカレーターを下りながら考える
「その前に、服着替えようか
制服の女の子連れまわせないからね」
エスカレーターで1階までおりて、近くにあった服屋に足を踏み入れる
いらっしゃいませ、と店員に向かい入れられ、柊さんの後ろについて服を見て回った
「適当に好きなの選んで」
これはどう?
なんて言いながら見せてくれた服は、なぜか好みにあっていて結局すべて柊さんに任せてしまう