【完】シンアイ
足音を立てないように忍び足でゆっくり歩いて寝室に戻ろうとすれば、ごそごそと物音が聞こえて、柊さんと目が合う
「結衣ちゃん、おはよう」
「おはようございます」
ひそひそ声で話しかけられ、思わず同じような返し方をしてしまう
宮脇さんはまだ寝ているようで、リビングのカーテンは少し空いていて朝日が入って足元を照らしているのに全く気づかない
本当にこの人一度寝るとぐっすりなんだなぁ、と感激している最中、寝室から着信音が響く
私のケータイにある着信なんて、迷惑電話か親の二択しか無くて、多分朝の六時にかかって来る電話に心当たりがあるのは、親だけで寝ている宮脇さんの邪魔にならないように襖を閉めて、急いで電話に出る
「結衣ちゃん、おはよう」
「おはようございます」
ひそひそ声で話しかけられ、思わず同じような返し方をしてしまう
宮脇さんはまだ寝ているようで、リビングのカーテンは少し空いていて朝日が入って足元を照らしているのに全く気づかない
本当にこの人一度寝るとぐっすりなんだなぁ、と感激している最中、寝室から着信音が響く
私のケータイにある着信なんて、迷惑電話か親の二択しか無くて、多分朝の六時にかかって来る電話に心当たりがあるのは、親だけで寝ている宮脇さんの邪魔にならないように襖を閉めて、急いで電話に出る