優等生の腹黒@学園ラブ物語 キアラとカシアス 魔法の恋の行方・シリーズ9
その姿は、
空中結界のために張り巡らされた、透明な糸に引っかかって、はりつけ状態になっている。
腕や足を動かそうとすればするほど、粘着力が増すのだ。
「大きな爆発音がしたから・・・
確認しようとしたら」
キアラは、顔をこわばらせて、
やっとのことで言った。
「キアラ、動くな。
よけい取れなくなる。
あれは花火だよ」
カシアスは説明しながら、
キアラの足先からからまっている結界の糸を、指先の魔力で切っていく。
「先生の結界の糸は、麻痺させる薬が入っているからね。
キアラ、僕につかまってくれ」
「なんか、しびれる・・・・」
キアラはなんとか、カシアスの肩に両腕を置いた。
カシアスは片手でキアラを抱き、
片手で次々に糸を切っていく。
ようやく、結界の糸を切り離すと、キアラを抱いて地上に降り立った。
空中結界のために張り巡らされた、透明な糸に引っかかって、はりつけ状態になっている。
腕や足を動かそうとすればするほど、粘着力が増すのだ。
「大きな爆発音がしたから・・・
確認しようとしたら」
キアラは、顔をこわばらせて、
やっとのことで言った。
「キアラ、動くな。
よけい取れなくなる。
あれは花火だよ」
カシアスは説明しながら、
キアラの足先からからまっている結界の糸を、指先の魔力で切っていく。
「先生の結界の糸は、麻痺させる薬が入っているからね。
キアラ、僕につかまってくれ」
「なんか、しびれる・・・・」
キアラはなんとか、カシアスの肩に両腕を置いた。
カシアスは片手でキアラを抱き、
片手で次々に糸を切っていく。
ようやく、結界の糸を切り離すと、キアラを抱いて地上に降り立った。