優等生の腹黒@学園ラブ物語 キアラとカシアス 魔法の恋の行方・シリーズ9
「あいつの魔力と、キアラの魔力がぶつかって、
そこに、雷の力も加わったけど、
本当なら、あいつが真っ黒こげになっても、おかしくないくらいなんだよね。
魔力の相性が、良かったからかな」
イリスは、考え込んでいる。
「そうかもしれない・・」
はじめてのキスの相手だから。
「あいつは、キアラのこと、好きなんだと思うけどさ」
イリスは、クッと笑って、キアラの寝間着をちょいちょい引っ張った。
その言葉に、キアラは恥ずかしそうに眼を伏せた。
手にある薔薇の花の花芯に、キラリと光る、
カシアスの宝寿が、埋め込んであるのが見えた。
キアラはイリスに見つからないように、宝寿をつまみ出し、机の上の宝石箱に入れた。
「まっ、来週、どんな顔してくるのか、楽しみだな」
イリスは、おもしろい話が降って来て楽しいというように、
「たぶん、普通の顔で来ると思うけど」
キアラはそう言って、
深紅の薔薇に、キスするように唇にあてた。
おわり
そこに、雷の力も加わったけど、
本当なら、あいつが真っ黒こげになっても、おかしくないくらいなんだよね。
魔力の相性が、良かったからかな」
イリスは、考え込んでいる。
「そうかもしれない・・」
はじめてのキスの相手だから。
「あいつは、キアラのこと、好きなんだと思うけどさ」
イリスは、クッと笑って、キアラの寝間着をちょいちょい引っ張った。
その言葉に、キアラは恥ずかしそうに眼を伏せた。
手にある薔薇の花の花芯に、キラリと光る、
カシアスの宝寿が、埋め込んであるのが見えた。
キアラはイリスに見つからないように、宝寿をつまみ出し、机の上の宝石箱に入れた。
「まっ、来週、どんな顔してくるのか、楽しみだな」
イリスは、おもしろい話が降って来て楽しいというように、
「たぶん、普通の顔で来ると思うけど」
キアラはそう言って、
深紅の薔薇に、キスするように唇にあてた。
おわり