2ねんせいの夏。
暗闇の世界
俺は5年間を無駄にして、
自分の夢を見つけようとした。
夢なんて、見ようと思って見れるものではなく、
見つけようと思って見つかるものでもなかった。
今更、趣味程度のサッカーでプロを目指すほど、子供でもなく、
無難に公務員なんて言うほど、諦めた大人でもなかった。
何も見つからない毎日は、
何もしない毎日と一緒なのかなぁ。
父さんも母さんも、
親友も弟達も、
やりたいようにやらせてくれたけど、
その皆には、夢があって、
羨ましくて、
結局、
焦ることしかできなくて、
こんな歳になってしまった。
5年間は、楽しいこともあったし、勉強になった事もあったけど、
一番の目的が果たせなかった。
5年は長い。
赤ちゃんだった弟が、小学生だ。
俺は弟の人生の分、
迷い続けていたんだ。
自分の夢を見つけようとした。
夢なんて、見ようと思って見れるものではなく、
見つけようと思って見つかるものでもなかった。
今更、趣味程度のサッカーでプロを目指すほど、子供でもなく、
無難に公務員なんて言うほど、諦めた大人でもなかった。
何も見つからない毎日は、
何もしない毎日と一緒なのかなぁ。
父さんも母さんも、
親友も弟達も、
やりたいようにやらせてくれたけど、
その皆には、夢があって、
羨ましくて、
結局、
焦ることしかできなくて、
こんな歳になってしまった。
5年間は、楽しいこともあったし、勉強になった事もあったけど、
一番の目的が果たせなかった。
5年は長い。
赤ちゃんだった弟が、小学生だ。
俺は弟の人生の分、
迷い続けていたんだ。