２ねんせいの夏。
俺の名前は澤田 貴。


人にはそんな事？っていう悩み
かもしれないけど、
ｶﾞｷっぽい悩み
かもしれないけど、
いや、大人も子供も関係なく、
いつまでも
【夢】をみていられるくらい、
いつまでも
明日を楽しみに生きたいと思うのはおかしいかなぁ。

夢をみることは誰にでも平等に与えられたことだ。
なんて、
現実を知ると
夢をみるほど未来に希望が持てなかったり
何も出来ない、
何もしようとしない自分にがっかりしたり。
ただ、今を生きることが精一杯かもしれない。

自分に都合のいい言い訳を言い聞かせて、
始まってもないのに、

明日を諦めて。


すべて理想だ。
考えの甘い理想かもしれない。


でも、夢も理想も誰にだって持てるんだ。
大人になってもそれは変わることはない。

思い込みは、何かを始めるきっかけをなくす。

俺のように。

“絶対出来る”なんてないかもしれないけど“絶対出来ない”にもそれは言えることだ。

俺は、俺の一歩を踏み出すことにする。

たった一歩、

それでも始まりの一歩。


君は、どうする？
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