2ねんせいの夏。
『バットは人を傷つけるための道具じゃないって、父さんは言うだろうなぁ』

『バットは野球をするための物だからね。』

『よかった。今日ここに来て。野球の道具、思い出せて。』

『貴は何しにきたんだよ。』

『言いたくないなぁ、僕だけ子供っぽいもん。』

『なんだよ。どうした。』

『道に嫌われた。』

『???』

春と修は顔を見合わせる。
三人に近付く


二人分の足音…。
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