愛しい人。〜少年の日の思い出の続き〜
レオが泣いている僕の背中を優しく撫でてくれたとき、

もっと、触(ふ)れて。
と感じたことがない欲望が現れた。

僕は、本能的に「これは隠さないといけないもの」と、
悟り、なんとか蓋をしめた。

そして、レオが「大人になったら、会おう!ぜーぇたい!」
と僕の大好きな笑顔(かお)でいった。

『うん!』僕は、決意した。

(大人になったらら絶対レオに会おう!)
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