君のことが大嫌い

二章

「じゃあこのクラスは童話カフェに決定」

君がクラスのみんなに伝えた。

一気にみんなが湧く。

明日からは準備が始まると言うのに、テーマが決まったら終わりみたいな顔をしている人もまあまあいた。

「じゃあ役割分担するよ」

それを見兼ねてか、君は手を2回叩いて言った。

衣装、内装、メニュー。

それらをすべて予算内に収めないといけない。

まだまだ実行委員はやることが沢山あった。
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