君のことが大嫌い
「藍住さんも色んな案出してるじゃん」

ほら、と私が書いた文字を指さす。

すらっとして綺麗な指だな、と思った。

「それは綿木くんもでしょ。これとか、すごくいいと思う」

「2人の力だね」

どこか嬉しそうに笑う君に、思わず私も嬉しくなって頬が緩んだ。



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