鬼上官と深夜のオフィス
熱い息と皮膚に触れんばかりの唇の気配。
そのままペロリと首筋を舌で舐め取られてしまえば、思わずぞわりと反応してしまう。

「ち、ちがっ!そうじゃなくてぇっ」

抵抗の意思を示したはずなのに、その声は自分が驚くほど甘く耳に響く。

「……ふうん?そうなんですか?でも、本当に?」

佐久間君の大きな手が背後から胸に滑り込み、焦らすように撫で回す。

「ふぁっ、ぁんっ!」

先端をコリコリ摘まれればビクリビクリと快感が走る。

「ふふっ先輩、気持ち良さそう。でも……本当に気持ち良いのかな?こっちも確かめてみましょうか?」

右手は相変わらず胸をもて遊びながら、左手が太ももを滑らせスカートの中に侵入してくる。
ショーツの上から敏感なところをスリスリ擦られてしまえばそれだけで軽い電流みたいな甘い衝撃が走り、がくりと膝が折れてしまう。

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