鬼上官と深夜のオフィス
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さて、現状を振り返ってみれば、今の所恋人同士になったとは言い切れないところではあるが、俺は相変わらず先輩が好きだし、先輩も俺の気持ちを知った上で徐々にその距離をつめようとしてくれている様である。
焦らずに少しずつ二人の関係を築いていければいいのかな、と俺は一人納得し、そして作戦変更とばかりに今後の長期戦略案を考える日々が始まるのだった。
さて、現状を振り返ってみれば、今の所恋人同士になったとは言い切れないところではあるが、俺は相変わらず先輩が好きだし、先輩も俺の気持ちを知った上で徐々にその距離をつめようとしてくれている様である。
焦らずに少しずつ二人の関係を築いていければいいのかな、と俺は一人納得し、そして作戦変更とばかりに今後の長期戦略案を考える日々が始まるのだった。
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私が好きになったのは隣の席の、
6歳年下の男の子でした
◇◇◇
小西佐知子32歳。社内人事のとばっちりを受けて、入社以来在籍していた総務課から、営業1課にまさかまさかの転属となる。
畑違いの慣れない業務に四苦八苦していると、手を差し伸べてくれたのは隣の席の6歳年下の26歳、田中君。
慣れない環境の中、優しく接してくれる彼に心惹かれ、ついに本日玉砕覚悟で告白しようと試みるが、深夜のオフィス、なぜだか彼に組み敷かれてしまい……?
貴方と私は秘密の✕✕ 〜地味系女子はハイスペ王子に夜の指南を所望される〜
で、ちょろっとだけ登場した小西さん(山本さんの先輩)のお話です。
※他サイトにも投稿しています。
表紙はミカスケ様のフリーイラストをお借りしています。
http://misoko.net/
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もう一度、恋人からやり直そう。
事故で記憶を無くした花嫁 × 秘密を隠した辣腕社長
−−
笹原久美(26)は、ある日歩道橋の階段から足を滑らせ転がり落ちる事故に合う。
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けれど久美には結婚した記憶はおろか、交際した記憶すら無くしていた。
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甘く囁き溺愛される蜜月が再び始まった二人だったが、どうやらこの結婚には何か秘密が隠されているようでーー?
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限定公開です。
ボツ作品の為、未完結ですが、気が向いたら改編して再開するかもしれません。
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「遊ばれてなんか、やらないんだから!」
若手エリート取締役 ✕ 平凡だと思っている私
親会社からの出向でやってきたイケメンの若手エリートの取締役に、なぜだか毎度虫ケラを見るような冷たい視線を向けられる、私。
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