中学生

“ずるいよ…………”
あたしはそう言いながら家に着いた。

「あっ!!!!お帰り、嘉穂。
さっきね、柴君って人から電話があったよ。」
家に着くなりお母さんはあたしに言った。

「えぇっ!?わかったぁ!電話してくるね☆」
あたしはそういうと電話を持ちながら部屋に駆け込んだ。リダイヤルのボタンを押した。

━プルルルル……プルルルル…━
「はい、柴です。」
諒介が電話に出た。
「諒介????どうしたの???」
あたしは聞く。
「あー………さっきはごめん………急に変な事言って……」
諒介はそういって謝って来た。
「イーよっ!!!クーリング・オフってゆーの???それ付きで☆」
あたしは、いろいろ考えた結果、諒介を知りたいと思った。
「まじっすかっ!?あ゛ーやべぇっ!!!うれし過ぎて死ぬっ!!!」
諒介はでかい声で叫んでいる。
「あははっ!!!んじゃ、また明日ね!!」
「あぁ、またなっ!!!」
そういってあたし達は電話を切った。
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