どんな君も、全部好きだから。
「なんで髪型変えたの?」
気持ちを無理やり落ち着けながら再び階段を降り始めたら、夏海くんが質問してきた。
「あ、えっと・・・自分に自信をもちたくて・・・」
「自信?」
「うん。苦手なこと少しずつ挑戦していこうかなと思って」
その自信を持ちたい理由が『夏海くんの隣に堂々と立ちたいから』だというのは、今は恥ずかしくてまだ言えない。
夏海くんは「ふ~ん」と言いながら何か考えているようだった。
そしておもむろに口を開いて
「だったらさ、そろそろ教室で話しかけてもいい?」
と予想もしていない言葉を投げかけてきた。
「へっ?」
「注目浴びるの苦手だって言ってたから教室で話しかけないよーにしてたんだけど、苦手克服にどうかなって」
混乱しまくっている私を見ながら夏海くんが説明してくれた。
な、なるほど、確かに周りの視線に慣れることも、夏海くんの隣にいるためには必要なことかもしれない。
今なら夏海くんと席が近いし神崎さんや西村くんも話しやすそうな良い人たちだし、キラキラの人たちと話しやすい環境かもしれないよね。
気持ちを無理やり落ち着けながら再び階段を降り始めたら、夏海くんが質問してきた。
「あ、えっと・・・自分に自信をもちたくて・・・」
「自信?」
「うん。苦手なこと少しずつ挑戦していこうかなと思って」
その自信を持ちたい理由が『夏海くんの隣に堂々と立ちたいから』だというのは、今は恥ずかしくてまだ言えない。
夏海くんは「ふ~ん」と言いながら何か考えているようだった。
そしておもむろに口を開いて
「だったらさ、そろそろ教室で話しかけてもいい?」
と予想もしていない言葉を投げかけてきた。
「へっ?」
「注目浴びるの苦手だって言ってたから教室で話しかけないよーにしてたんだけど、苦手克服にどうかなって」
混乱しまくっている私を見ながら夏海くんが説明してくれた。
な、なるほど、確かに周りの視線に慣れることも、夏海くんの隣にいるためには必要なことかもしれない。
今なら夏海くんと席が近いし神崎さんや西村くんも話しやすそうな良い人たちだし、キラキラの人たちと話しやすい環境かもしれないよね。