どんな君も、全部好きだから。
二人が話しているところを遠巻きに見ていた他のクラスの女子たちがヒソヒソと話し始めた。
「ぜったい神崎さんの応援だよね」
「マジお似合いだよね~。ツーショット見れてラッキー」
「ほんと目の保養だわ」
そんな会話が聞こえてきて私は胸がチクッとするのを止められなかった。
二人がお似合いなのはずっとわかっていたことなのに、最近その事実に胸が痛くなってしまうことが増えてきて困っている。
仲が良くて、誰が見てもお似合いで、席も隣同士の二人。
その前の席の私。
嫌でもツーショットを間近で見てしまうことが多くて、そのたびに私の気持ちはザワザワしてしまっていた。
「優依ちゃんの応援にきたんだと思うよ」
思わず俯いてしまった私に、隣にいた瑞希ちゃんが小さな声で耳打ちする。
ニコッと笑った瑞希ちゃんの顔を見て、胸の奥がじわっと温かくなった。
や、やっぱりそうなのかな・・・?
自惚れてもいいのかな・・・?
自信がないからそう思うことにどうしても抵抗感をもってしまうけど。
私の応援に来てくれたんだったらいいなって思っていたので、瑞希ちゃんの言葉が嬉しくて気持ちも身体もフワフワしてきてしまう。
些細なことで落ち込んだり、友達のたった一言で気持ちが浮上したり。
コントロールできない情緒の忙しさに最近振り回されてばかりだ。
「ぜったい神崎さんの応援だよね」
「マジお似合いだよね~。ツーショット見れてラッキー」
「ほんと目の保養だわ」
そんな会話が聞こえてきて私は胸がチクッとするのを止められなかった。
二人がお似合いなのはずっとわかっていたことなのに、最近その事実に胸が痛くなってしまうことが増えてきて困っている。
仲が良くて、誰が見てもお似合いで、席も隣同士の二人。
その前の席の私。
嫌でもツーショットを間近で見てしまうことが多くて、そのたびに私の気持ちはザワザワしてしまっていた。
「優依ちゃんの応援にきたんだと思うよ」
思わず俯いてしまった私に、隣にいた瑞希ちゃんが小さな声で耳打ちする。
ニコッと笑った瑞希ちゃんの顔を見て、胸の奥がじわっと温かくなった。
や、やっぱりそうなのかな・・・?
自惚れてもいいのかな・・・?
自信がないからそう思うことにどうしても抵抗感をもってしまうけど。
私の応援に来てくれたんだったらいいなって思っていたので、瑞希ちゃんの言葉が嬉しくて気持ちも身体もフワフワしてきてしまう。
些細なことで落ち込んだり、友達のたった一言で気持ちが浮上したり。
コントロールできない情緒の忙しさに最近振り回されてばかりだ。