どんな君も、全部好きだから。
私は気を取り直して夏海くんの方に身体を向けると、
「夏海くん、お誕生日おめでとうございます」
と、お祝いの言葉とプレゼントの入った袋を差し出した。
「わっ、ありがとー」
ふにゃっとした笑顔で袋を受け取る夏海くん。
ええええなにそのかわいい顔・・・。
もうきゅんきゅんしすぎて息が苦しい・・・。
「開けてもいい?」
「うん、どうぞ」
夏海くんが丁寧に開封している間、私はドキドキしながらその様子を見つめていた。
「おー、マグカップだ。しかも保冷とかできるやつじゃん。すげぇ」
私がプレゼントしたのは、保冷も保温もできる断熱マグカップだった。
夏海くんはマグを箱からそっと取り出し、頬を赤らめながら見つめている。
「あの、実はそのマグカップペアで・・・私と色違いでお揃いなの」
「えっ!マジ?!」
私はスマホを出して、自分用に家に置いてあるマグカップの写真を表示した。
夏海くんにプレゼントしたのは紺色で、私はコーラルピンク。
「マジでおソロだ・・・やべぇめっちゃ嬉しい」
夏海くんは私のスマホを凝視しながらキラキラと目を輝かせている。
「夏海くん、お誕生日おめでとうございます」
と、お祝いの言葉とプレゼントの入った袋を差し出した。
「わっ、ありがとー」
ふにゃっとした笑顔で袋を受け取る夏海くん。
ええええなにそのかわいい顔・・・。
もうきゅんきゅんしすぎて息が苦しい・・・。
「開けてもいい?」
「うん、どうぞ」
夏海くんが丁寧に開封している間、私はドキドキしながらその様子を見つめていた。
「おー、マグカップだ。しかも保冷とかできるやつじゃん。すげぇ」
私がプレゼントしたのは、保冷も保温もできる断熱マグカップだった。
夏海くんはマグを箱からそっと取り出し、頬を赤らめながら見つめている。
「あの、実はそのマグカップペアで・・・私と色違いでお揃いなの」
「えっ!マジ?!」
私はスマホを出して、自分用に家に置いてあるマグカップの写真を表示した。
夏海くんにプレゼントしたのは紺色で、私はコーラルピンク。
「マジでおソロだ・・・やべぇめっちゃ嬉しい」
夏海くんは私のスマホを凝視しながらキラキラと目を輝かせている。