どんな君も、全部好きだから。
ペアのマグカップひとつで優依と一緒に住む妄想まで発展させていると、
「ニヤけてるぞー」
と蓮に指摘されてハッとする。
ヤベェ、気持ち悪いな俺。
「良かったじゃん家来てもらえて」
「んー、まぁ良かったんだけど・・・しばらくはいいかなって」
「なんで?」
「・・・ブレーキ効かなくなりそうだったから」
優依とは終業式以来会えていなかったから二人でゆっくりできる場所がいいなと思って家に呼んだんだけど。
ちょっと安易に考えすぎていた。
部屋で二人きりだと、いとも簡単に気持ちが暴走してしまって。
正直、美桜がお茶持ってこなかったら確実にあのままキスはしてしまってたと思う。
二人しかいない空間で優依にあんなに熱っぽく見つめ返されたら、理性を保ち続けられる自信がない。
「突っ走って嫌な思いさせたくねーし・・・それで嫌われたら最悪だし・・・」
さっき双子に言われた『愛想つかされてフラれる』という言葉が思いの外胸に重くのしかかっていた。
俺のしたいことばっかやってたらそのうち愛想つかされる。
そんな気がする。
「ニヤけてるぞー」
と蓮に指摘されてハッとする。
ヤベェ、気持ち悪いな俺。
「良かったじゃん家来てもらえて」
「んー、まぁ良かったんだけど・・・しばらくはいいかなって」
「なんで?」
「・・・ブレーキ効かなくなりそうだったから」
優依とは終業式以来会えていなかったから二人でゆっくりできる場所がいいなと思って家に呼んだんだけど。
ちょっと安易に考えすぎていた。
部屋で二人きりだと、いとも簡単に気持ちが暴走してしまって。
正直、美桜がお茶持ってこなかったら確実にあのままキスはしてしまってたと思う。
二人しかいない空間で優依にあんなに熱っぽく見つめ返されたら、理性を保ち続けられる自信がない。
「突っ走って嫌な思いさせたくねーし・・・それで嫌われたら最悪だし・・・」
さっき双子に言われた『愛想つかされてフラれる』という言葉が思いの外胸に重くのしかかっていた。
俺のしたいことばっかやってたらそのうち愛想つかされる。
そんな気がする。