どんな君も、全部好きだから。
番外編①
同じクラスになった日のこと(Side 賢斗)
二年生になって最初の日。
貼り出されたクラス発表を見て、俺はしばらく硬直していた。
「・・・・・・同じクラスだ・・・・・・」
ずっと好きだった早坂と同じクラスになれてしまった。
え?見間違いじゃないよな?
早坂優依って、学年に一人しかいないよな?
「良かったじゃん」
俺の隣で蓮がそう言った。
てことはやっぱり、間違いなく俺は早坂と同じクラスになったんだ。
「賢斗くん、おんなじクラスだね!嬉しい~♪」
「私も一緒だよ!よろしくね」
「賢斗~オレ今年も同じクラス~!」
周りがいろいろ話しかけてきていたけど、俺の耳には何も届いていなかった。
貼り出されたクラス発表を見て、俺はしばらく硬直していた。
「・・・・・・同じクラスだ・・・・・・」
ずっと好きだった早坂と同じクラスになれてしまった。
え?見間違いじゃないよな?
早坂優依って、学年に一人しかいないよな?
「良かったじゃん」
俺の隣で蓮がそう言った。
てことはやっぱり、間違いなく俺は早坂と同じクラスになったんだ。
「賢斗くん、おんなじクラスだね!嬉しい~♪」
「私も一緒だよ!よろしくね」
「賢斗~オレ今年も同じクラス~!」
周りがいろいろ話しかけてきていたけど、俺の耳には何も届いていなかった。