どんな君も、全部好きだから。
同じクラスって、毎日毎日探さなくても普通に登校するだけで姿が見れるってことだろ?
当然授業中に当てられることもあるから、早坂の声が聞けるわけだし。
前に出て問題解いたりしてる姿、ずっと見てたって許されるわけだろ。
どんなふうに授業を受けてるのか、とか。
友達とどんなふうに話すのか、とか。
どんなお昼ご飯食べてるのか、とか。
今まで知らなかったことをいっきに知ることができるってことじゃん。
「なんでこっそりと見てるだけの想像しかしねーんだよ、話しかけろよ」
俺の話を聞いた蓮に呆れた顔でそう言われてハッとする。
ホントだ・・・同じクラスになれたのに、ひっそりと早坂を観察する想像しかしてねぇ・・・。
こんなんじゃ今までと何も変わらない。
なんとかして仲良くならないと。
でも・・・
「・・・話しかけるって、どーやって・・・?」
心底呆れた蓮に「自分で考えろアホ」と突き放された結果。
早坂に話しかけるより先に、意志に反した告白をするという失態を犯してしまうことになるわけだが。
この時の俺は、そのことを知るよしもなかった。
当然授業中に当てられることもあるから、早坂の声が聞けるわけだし。
前に出て問題解いたりしてる姿、ずっと見てたって許されるわけだろ。
どんなふうに授業を受けてるのか、とか。
友達とどんなふうに話すのか、とか。
どんなお昼ご飯食べてるのか、とか。
今まで知らなかったことをいっきに知ることができるってことじゃん。
「なんでこっそりと見てるだけの想像しかしねーんだよ、話しかけろよ」
俺の話を聞いた蓮に呆れた顔でそう言われてハッとする。
ホントだ・・・同じクラスになれたのに、ひっそりと早坂を観察する想像しかしてねぇ・・・。
こんなんじゃ今までと何も変わらない。
なんとかして仲良くならないと。
でも・・・
「・・・話しかけるって、どーやって・・・?」
心底呆れた蓮に「自分で考えろアホ」と突き放された結果。
早坂に話しかけるより先に、意志に反した告白をするという失態を犯してしまうことになるわけだが。
この時の俺は、そのことを知るよしもなかった。