どんな君も、全部好きだから。
「あの、私たちの当番は水曜日だよね・・・?」
夏海くんと少し距離を開けて廊下を歩きながら、私は疑問を投げかける。
私たちの委員の当番は、隔週の水曜日で、今日はまだ月曜日。
まだ当番じゃないから何もお仕事はないんだけど・・・。
夏海くん、勘違いしてるのかな?
「ん。水曜だね」
あ、勘違いしてなかった。
「今日は当番じゃないのになんで・・・」
「当番じゃないときも早坂と喋りたいから」
「っ・・・!」
サラリとすごいことを言われて、私の心臓が大きくはねる。
私と仲良くなるみたいなことを言ってたから、こうやって話したいと思ってくれるのは何も変なことではないんだけど・・・。
でも、頭では理解できても気持ちが追い付かない。
こうやって二人で歩いていることも・・・やっぱり『なぜ私と夏海くんが・・・?』という疑問が湧いてきてしまうのを止められない。
行く先々ですれ違う人みんなが私たちに視線を向けてきているように感じてしまって顔が上げられない。
私はいたたまれなくて、更に夏海くんから距離をとって歩いた。
夏海くんと少し距離を開けて廊下を歩きながら、私は疑問を投げかける。
私たちの委員の当番は、隔週の水曜日で、今日はまだ月曜日。
まだ当番じゃないから何もお仕事はないんだけど・・・。
夏海くん、勘違いしてるのかな?
「ん。水曜だね」
あ、勘違いしてなかった。
「今日は当番じゃないのになんで・・・」
「当番じゃないときも早坂と喋りたいから」
「っ・・・!」
サラリとすごいことを言われて、私の心臓が大きくはねる。
私と仲良くなるみたいなことを言ってたから、こうやって話したいと思ってくれるのは何も変なことではないんだけど・・・。
でも、頭では理解できても気持ちが追い付かない。
こうやって二人で歩いていることも・・・やっぱり『なぜ私と夏海くんが・・・?』という疑問が湧いてきてしまうのを止められない。
行く先々ですれ違う人みんなが私たちに視線を向けてきているように感じてしまって顔が上げられない。
私はいたたまれなくて、更に夏海くんから距離をとって歩いた。