私の人生を変えてくれた人 3 前編

「香音…ご飯はちゃんと食べよう?
 少しでもいいからさ…」

「うん…」

「俺もまだだから一緒に食べよう?
 何か作るからさ」

「分かった…」

「うん!
 じゃあ先にお風呂入ってきな?
 その間にご飯作っちゃうから」

「そんな…!
 悪いよ…!」

「気にしないで入ってきて
 いつかは入らないとなんだからさ
 着替え俺のでいい?」

「分かった…
 ありがとう!」

「ゆっくりでいいからな」

そう言って私の頭を撫で雄斗の服を貸してくれた
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