私の人生を変えてくれた人 3 前編


ゆっくりでいいと言われたのでいつもと同じ位の時間でお風呂に入った

お風呂から上がり雄斗から借りた服を着た

やっぱり雄斗の服は大きいな…
でも雄斗の匂い…安心する

ズボンの裾を踏まないように何回か折った

そしてお風呂場から出ようとした時

[………れ!]

……ん?
……なに?

[頑張れ…!]

……どういうこと…?

[もう少しだよ!
頑張れ!]

いやっ!

その瞬間、思い出したくないことがいっきによみがえってきた

ハァハァハァハァハァ…
嫌だよ…

ハァハァハァハァハァハァハァ……
苦しいよ…

ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ……
雄斗…助けて…

バタッ

そして私は意識を失った
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