私の人生を変えてくれた人 3 前編
「下山先生…」
「ん?」
「呼びたかっただけ」
「ほんと香音可愛いな」
「下山先生…やっと先生のこと一人占めできるね」
「そうだな
もう他の人とか気にしなくていいもんな」
「先生……ずっとこうしていたい…」
「俺も……今日はずっとこうしていような」
「うん!」
「香音…?
お母さん達いつ帰ってくるの?」
「ん?
土曜日の夕方だよ」
「じゃあ明日も俺の家に泊まれよ…
仕事終わったら迎えにいくから…」