私の人生を変えてくれた人 3 前編
そう言って関口先生は寂しそうに笑った
きっとあの子のことを今でも忘れず思い出しているのだろう
それくらい大切に思われていたのかな…
「はい
いつかは、ですけどね!」
「そうだね!」
「関口先生、ありがとう
私、関口先生がいなかったらもう無理だったと思うよ」
「岩本…」
「私は関口先生に救われた
だから自信持ってくださいね!」
「岩本、ありがとね
私、頑張るね」
「はい!
私も頑張ります!」