私の人生を変えてくれた人 3 前編
「そう言ってだんだん食べなくなるんだよ…」
そう言って関口先生は黙ってしまった
私は触れてはいけないことに触れてしまったみたい…
多分死んでしまったあの子がそうだったのかな…
「関口先生…?
牛乳だけ飲みます…」
「本当…?」
「飲まなくていいなら飲みたくないけど…」
「飲んで!
少しでもいいから何か胃に入れよ!」
「分かりました…」
「よし!
じゃあ戻ろっか!」
「はい!」