私の人生を変えてくれた人 3 前編
保健室
「失礼します」
「下山先生……?
あっ、岩本さんですね」
「はい………いつもすみません……」
「いえ
気にしないでください!
………………症状は?」
俺は岩本をベッドにおろしながら答えた
「………………多分、熱中症です
俺が部活に行ったら倒れていて………
その時はまだ意識があったんですが……………戻してしまった後、意識をとばしました」
「じゃあ……そのビニール袋は………」
「そうです…………」
「こちらで処分しときますね」
「ありがとうございます………」
「岩本さん………熱、ありますよね…?」
岩本の体を触りながらそう言った