私の人生を変えてくれた人 3 前編
「だって…
先生が来て早々怒るから…」
「ごめん…
大丈夫か…?」
「多分…」
「多分って何だよ
でもお前が立ってられなかったっていうことは相当辛いんだよな?」
「アハハ…」
とりあえず笑ってごまかした
「お前なぁ…
歩ける?
嘘はつくなよ?」
バレてる…
私が嘘を言おうとしていたことを
だから正直に言った
「多分…無理かな…?」
「だよな
歩けるなら逃げてるはずだし」