私の人生を変えてくれた人 3 前編
家
俺は家に帰るとご飯を食べたりして寝る準備をした
岩本………少しでもいいから寝られるといいな……
そんな思いを抱えながら俺は寝た
プルルルル……
「……………っ!」
電話の鳴る音で起きた
誰だよ……こんな夜中に…………
「もしもし……」
「ハァハァハァ……せん……ハァハァハァハァハァハァハァ……せ………ハァハァハァハァ」
「…………………っ!
岩本!?
大丈夫か!?」
岩本の声を聞いて、寝起きのぼんやりしていた頭が覚醒した
「せん…………ハァハァハァハァハァハァハァ………せ……………ハァハァハァハァハァハァハァ………たす……ハァハァハァハァ……けて……ハァハァハァ……」
「岩本、大丈夫だ
ゆっくり呼吸して」
「ハァハァハァハァハァ………むり………ハァハァハァハァハァハァハァ……」
「岩本なら出来るから……
俺の声に合わせて呼吸して
吸ってー、はいてー、吸ってー………」