魔法のいらないシンデレラ 3
「小雪ちゃん、小雪ちゃん?」
身体を揺さぶられ、小雪はうーんと顔をしかめる。
「聞こえる?小雪ちゃん」
「うー。聞こえなーい」
「ほら、目開けて」
「開いてるもん」
「開いてないでしょ!ほら、お水飲んで」
口元に当てられたペットボトルを、小雪はゴクゴクと飲む。
「ふあー、良く寝た」
「良く寝たじゃないよ。ここがどこか分かる?」
小雪はゆっくリ目を開けた。
ぼんやりとした視界に入るのは、見慣れた自分の部屋。
どうやらベッドに腰掛けているらしい。
そして隣を見ると…
「りょ、稜さん?!どうしてここに?」
はあ、と山下はため息をつく。
「どうしてじゃないよ。覚えてないの?」
「えっと、お店でお酒を飲んで…。もしかして私、酔っ払っちゃった?」
「もしかしなくても酔っ払ったの!」
身体を揺さぶられ、小雪はうーんと顔をしかめる。
「聞こえる?小雪ちゃん」
「うー。聞こえなーい」
「ほら、目開けて」
「開いてるもん」
「開いてないでしょ!ほら、お水飲んで」
口元に当てられたペットボトルを、小雪はゴクゴクと飲む。
「ふあー、良く寝た」
「良く寝たじゃないよ。ここがどこか分かる?」
小雪はゆっくリ目を開けた。
ぼんやりとした視界に入るのは、見慣れた自分の部屋。
どうやらベッドに腰掛けているらしい。
そして隣を見ると…
「りょ、稜さん?!どうしてここに?」
はあ、と山下はため息をつく。
「どうしてじゃないよ。覚えてないの?」
「えっと、お店でお酒を飲んで…。もしかして私、酔っ払っちゃった?」
「もしかしなくても酔っ払ったの!」