魔法のいらないシンデレラ 3
小雪は、ボタボタと涙を溢していた。
「なに?なんで?どうかしたの?!」
山下は、焦って小雪の顔を覗き込む。
「うわーん!!」
小雪は、まるで子どものように号泣し始めた。
「なんでそんなに怒るの?稜さん、怒る人じゃないでしょ?ヘラヘラ星人だけど、優しいもん!すぐふざけるお調子者だけど、根はいいやつなんだって、お医者様も言ってたもん。腕のいいお医者様がそう言うんだから、間違いないもん!私も最初は、すみれちゃんの為にヘラヘラ星人を追い払おうとしたけど、違ったの。稜さんは、優しくてかっこいいの!だから、だから、怒っちゃ嫌なのー!!」
うわーん!!と小雪は声を上げて泣き続ける。
「わ、分かったから。ごめん、もう怒らないよ。ほら、よしよし」
山下は、とにかく小雪をなだめようと、抱き寄せて頭をなでる。
「なに?なんで?どうかしたの?!」
山下は、焦って小雪の顔を覗き込む。
「うわーん!!」
小雪は、まるで子どものように号泣し始めた。
「なんでそんなに怒るの?稜さん、怒る人じゃないでしょ?ヘラヘラ星人だけど、優しいもん!すぐふざけるお調子者だけど、根はいいやつなんだって、お医者様も言ってたもん。腕のいいお医者様がそう言うんだから、間違いないもん!私も最初は、すみれちゃんの為にヘラヘラ星人を追い払おうとしたけど、違ったの。稜さんは、優しくてかっこいいの!だから、だから、怒っちゃ嫌なのー!!」
うわーん!!と小雪は声を上げて泣き続ける。
「わ、分かったから。ごめん、もう怒らないよ。ほら、よしよし」
山下は、とにかく小雪をなだめようと、抱き寄せて頭をなでる。