魔法のいらないシンデレラ 3
第十六章 いよいよ産休
7月の半ばになると、会議室にまたリーダー達が集められた。
「えー、ではこれより第二回リーダーミーティングを始めます。と、その前に…」
司会の早瀬に目配せされ、青木と奈々が立ち上がった。
「皆様、前回は大事な会議中にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」
二人は揃って頭を下げる。
「あの後、総支配人のご厚意を有難く頂戴し、私はレストランで彼女にプロポーズ致しました」
「そ、それで?お返事は?」
今井が前のめりになって聞く。
「はい。OKの返事をもらえました」
わあっ!と皆から拍手が起こる。
「おめでとう!良かったわねー」
「いやー、めでたい。私もずっと気になってたんだよ」
「挙式は是非、当ホテルでお願いしますよ」
今井に続き、田口や福原も笑顔で声をかける。
青木と奈々が、照れたように笑ってもう一度皆に頭を下げ、和やかな雰囲気の中、2回目のミーティングが始まった。
「えー、ではこれより第二回リーダーミーティングを始めます。と、その前に…」
司会の早瀬に目配せされ、青木と奈々が立ち上がった。
「皆様、前回は大事な会議中にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」
二人は揃って頭を下げる。
「あの後、総支配人のご厚意を有難く頂戴し、私はレストランで彼女にプロポーズ致しました」
「そ、それで?お返事は?」
今井が前のめりになって聞く。
「はい。OKの返事をもらえました」
わあっ!と皆から拍手が起こる。
「おめでとう!良かったわねー」
「いやー、めでたい。私もずっと気になってたんだよ」
「挙式は是非、当ホテルでお願いしますよ」
今井に続き、田口や福原も笑顔で声をかける。
青木と奈々が、照れたように笑ってもう一度皆に頭を下げ、和やかな雰囲気の中、2回目のミーティングが始まった。