魔法のいらないシンデレラ 3
まだかまだかと時計とにらめっこし、ようやく8時半になると、一生はすみれと一緒にマンションの1階に下りた。
「おはようございます!総支配人、いよいよですね」
白石も、興奮気味に挨拶する。
「ああ、病院までよろしく頼む」
「はい!いつにも増して安全運転で参ります」
そして白石はすみれの前に屈む。
「すみれちゃん、赤ちゃん楽しみですね」
「うん!すごくたのしみ」
白石は頷くと、すみれをチャイルドシートに座らせてベルトを締めた。
「総支配人。瑠璃様と赤ちゃんが退院される日は、ベビーシートを付けてお迎えに上がりますね」
「ああ、そうだな。よろしく頼むよ」
「はい!」
白石の運転で、一生とすみれは9時に、瑠璃の父が院長を務める総合病院に着いた。
産婦人科のある3階まで上がり、ナースステーションに声をかけようとした時だった。
「おはようございます!総支配人、いよいよですね」
白石も、興奮気味に挨拶する。
「ああ、病院までよろしく頼む」
「はい!いつにも増して安全運転で参ります」
そして白石はすみれの前に屈む。
「すみれちゃん、赤ちゃん楽しみですね」
「うん!すごくたのしみ」
白石は頷くと、すみれをチャイルドシートに座らせてベルトを締めた。
「総支配人。瑠璃様と赤ちゃんが退院される日は、ベビーシートを付けてお迎えに上がりますね」
「ああ、そうだな。よろしく頼むよ」
「はい!」
白石の運転で、一生とすみれは9時に、瑠璃の父が院長を務める総合病院に着いた。
産婦人科のある3階まで上がり、ナースステーションに声をかけようとした時だった。