魔法のいらないシンデレラ 3
少しずつ、アパートの荷物をダンボールに詰めては実家に送る日々が続き、いよいよクリスマス・イブになった。
小雪は、何もなくなったガランとした部屋に鍵をかけると、ホテルへと向かう。
10時になり、いつものように瑠璃と手を繋いだすみれがナーサリーにやって来た。
「メリークリスマース!」
サンタの帽子と衣装に身を包んだ小雪が、カウンターの影からピョンと姿を現すと、すみれはキャッキャッと楽しそうな声で笑う。
「こゆせんせい、かわいいー」
「うふふ、ありがとう!今日はすみれちゃんも一緒に、たーくさんクリスマス・イブを楽しもうね!」
「はい!」
すみれは、手を挙げて元気良く返事をした。
小雪は、何もなくなったガランとした部屋に鍵をかけると、ホテルへと向かう。
10時になり、いつものように瑠璃と手を繋いだすみれがナーサリーにやって来た。
「メリークリスマース!」
サンタの帽子と衣装に身を包んだ小雪が、カウンターの影からピョンと姿を現すと、すみれはキャッキャッと楽しそうな声で笑う。
「こゆせんせい、かわいいー」
「うふふ、ありがとう!今日はすみれちゃんも一緒に、たーくさんクリスマス・イブを楽しもうね!」
「はい!」
すみれは、手を挙げて元気良く返事をした。