魔法のいらないシンデレラ 3
「私、年明けから違う場所に派遣される事が多くなるみたいで…。しばらくこちらには来られないかもしれません」
「えっ?そうなんですか?」
「はい。でもベテランの美和先生が来てくれるので、大丈夫です」
そう言うと小雪は、すみれの前に跪いた。
「すみれちゃん、少し会えなくなるけど、いつかまた会えるからね。その日を楽しみにしているね!」
小雪の笑顔につられるように、すみれも笑顔で頷いた。
「先生ね、すみれちゃんの笑顔が大好きよ。そしていつもいつも、すみれちゃんの幸せを祈ってるからね」
「はい!」
元気な返事に小雪が頷くと、すみれは小さな手でクッキーの入った包みを差し出した。
「これ、こゆせんせいのぶん」
「えっ…私に?」
「うん!だいすきなこゆせんせいに!」
「ありがとう、すみれちゃん」
小雪は必死で涙を堪えながら、すみれを抱きしめた。
「えっ?そうなんですか?」
「はい。でもベテランの美和先生が来てくれるので、大丈夫です」
そう言うと小雪は、すみれの前に跪いた。
「すみれちゃん、少し会えなくなるけど、いつかまた会えるからね。その日を楽しみにしているね!」
小雪の笑顔につられるように、すみれも笑顔で頷いた。
「先生ね、すみれちゃんの笑顔が大好きよ。そしていつもいつも、すみれちゃんの幸せを祈ってるからね」
「はい!」
元気な返事に小雪が頷くと、すみれは小さな手でクッキーの入った包みを差し出した。
「これ、こゆせんせいのぶん」
「えっ…私に?」
「うん!だいすきなこゆせんせいに!」
「ありがとう、すみれちゃん」
小雪は必死で涙を堪えながら、すみれを抱きしめた。