魔法のいらないシンデレラ 3
前回は初めてとあって少し控えめだった優也は、今日は慣れた様子でのびのびと遊んでいる。
2歳半の男の子らしく、体を目一杯動かし、追いかけっこや戦いごっこに付き合う小雪も汗をかくほどだった。
16時45分になると、もう一人の保育士がナーサリーに入って来た。
「こんにちはーって…凄いわね、小雪先生」
「あ、美和先生。お疲れ様です」
ハアハアと肩で息をしながら、小雪は先輩の保育士に挨拶する。
美和は、子育ても一段落したベテランの40代の保育士で、主に0歳児や1歳児の担当をしている。
赤ちゃんの保育は小雪ももちろん出来るのだが、やはり実際に子育て経験がある保育士の方が、預ける側も安心するらしい。
それに、優也のように元気な遊びをする子には、やはり若い先生が良いという事で、小雪が担当になる。
(そ、それにしても、ほんとに元気…)
「優也くん、ちょっと休憩しようか」
もうすぐ、次の予約の若菜がやって来る。
新規のお子様で、月齢は13ヶ月。
つまり、1歳1ヶ月だ。
優也のこのパワフルさは、小さな若菜を驚かせてしまうだろう。
「優也くん、今度はお絵描きしようか」
そう声をかけても、まるで耳に入っていないようで、走り回ったままだ。
「美和先生、私、優也くんと庭園に行って来ますね」
小雪は、優也と手を繋いでナーサリーを出た。
2歳半の男の子らしく、体を目一杯動かし、追いかけっこや戦いごっこに付き合う小雪も汗をかくほどだった。
16時45分になると、もう一人の保育士がナーサリーに入って来た。
「こんにちはーって…凄いわね、小雪先生」
「あ、美和先生。お疲れ様です」
ハアハアと肩で息をしながら、小雪は先輩の保育士に挨拶する。
美和は、子育ても一段落したベテランの40代の保育士で、主に0歳児や1歳児の担当をしている。
赤ちゃんの保育は小雪ももちろん出来るのだが、やはり実際に子育て経験がある保育士の方が、預ける側も安心するらしい。
それに、優也のように元気な遊びをする子には、やはり若い先生が良いという事で、小雪が担当になる。
(そ、それにしても、ほんとに元気…)
「優也くん、ちょっと休憩しようか」
もうすぐ、次の予約の若菜がやって来る。
新規のお子様で、月齢は13ヶ月。
つまり、1歳1ヶ月だ。
優也のこのパワフルさは、小さな若菜を驚かせてしまうだろう。
「優也くん、今度はお絵描きしようか」
そう声をかけても、まるで耳に入っていないようで、走り回ったままだ。
「美和先生、私、優也くんと庭園に行って来ますね」
小雪は、優也と手を繋いでナーサリーを出た。