魔法のいらないシンデレラ 3
「いったーーい!!」
「せんせい、だいじょうぶ?」
優也は、ポカンとしながら小雪を見下ろしている。
「だ、大丈夫よ。優也くんは?転んでない?」
「うん。せんせい、きをつけないと、ケガするよ?」
「あはは、そう、そうよね。気を付けないとこんなふうになっちゃうからね」
小雪は、情けなさに半分笑って、起き上がろうとした。
「うっ、痛い!」
どうやら右足をひねったらしく、力を入れるとズキッと痛む。
「せんせい、ちがでてる」
「え?あ、ほんとだ」
優也が指差す先を見ると、右肘から血も出ていた。
「ごめんね、優也くん。先生の方がケガしちゃったね」
なんとか不安にさせないように、優也に笑いかけたが、立ち上がる事もままならず、どうしようかと焦った時だった。
「せんせい、だいじょうぶ?」
優也は、ポカンとしながら小雪を見下ろしている。
「だ、大丈夫よ。優也くんは?転んでない?」
「うん。せんせい、きをつけないと、ケガするよ?」
「あはは、そう、そうよね。気を付けないとこんなふうになっちゃうからね」
小雪は、情けなさに半分笑って、起き上がろうとした。
「うっ、痛い!」
どうやら右足をひねったらしく、力を入れるとズキッと痛む。
「せんせい、ちがでてる」
「え?あ、ほんとだ」
優也が指差す先を見ると、右肘から血も出ていた。
「ごめんね、優也くん。先生の方がケガしちゃったね」
なんとか不安にさせないように、優也に笑いかけたが、立ち上がる事もままならず、どうしようかと焦った時だった。